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2024.06.30

夏の日差しを活かしてモノクロ写真を撮るコツ | Focus #234

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cover image by Amo

夏の強い日差しは、モノクロ写真を撮影するとより強いコントラストを表現することができます。今回は、夏の日差しを利用して、コントラストがはっきりとしたモノクロ写真を撮るためのコツを紹介します。

光と影の対比を活かす

夏の日差しは光量が強く、陰影をはっきりと表現します。この特性を活かして、被写体の輪郭を強調してみましょう。建物の影や木々の間から差し込む光を利用すると、魅力的なシルエットやパターンが生まれます。例えば、午後の斜めに差し込む光を使うことで、被写体に長い影を落とし、立体感のある写真が撮れます。

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Image by m*style

撮影時間と角度にこだわる

日差しは時間帯によってその表情を変えます。午前中や夕方の柔らかい光ではなく、正午の強い光を狙うと、よりインパクトのあるモノクロ写真が撮れます。また、撮影角度にも工夫が必要です。高い角度からの光を利用すると、被写体のディテールが際立ちます。逆光やサイドライトを試してみると、独特の陰影が生まれます。

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Image by the Oji brown

コントラストを強調する編集

撮影後の編集も重要です。モノクロ写真は編集で劇的に印象が変わります。コントラストを強調し、白黒のメリハリをつけることで、写真が引き締まります。露出を調整して、ハイライトとシャドウのバランスを整えると、よりプロフェッショナルな仕上がりになります。

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Image by h. seico

被写体選びのポイント

モノクロ写真では、色の情報がなくなるため、形や質感が重要になります。例えば、古い建物や自然の風景、人物のポートレートなど、影が深く出る被写体を選びましょう。質感がはっきりとしている被写体は、モノクロ写真で特に美しく映えます。

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Image by Jang Kumi

いかがでしょうか。
夏のコントラストが際立ち、被写体のディテールや質感を美しく表現できます。モノクロ写真は色の情報がない分、光と影、形や質感にフォーカスされます。いつもとは違った視点からモノクロの世界に浸ってみてください。

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