株式会社焦点工房は、銘匠光学の交換レンズ「TTArtisan AF 56mm f/1.8」のニコン Z マウント用を発表した。発売日は2024年6月12日。希望小売価格は3万6,000円(税込)。
高性能AF対応の大口径中望遠レンズ登場
「TTArtisan AF 56mm f/1.8」は、焦点距離は35mm判換算で86mm相当のAFレンズ。ソニーEマウントおよび富士フイルムXマウントに対応しており、レンズ構成は9群10枚(ED特殊低分散レンズ1枚、高屈折レンズ2枚含む)で、色収差を抑えて良好な画質を実現する。AF駆動にはステッピングモーターとリードスクリュータイプを採用しており、スムーズで静かなAFが可能である。像面位相差AFを搭載したカメラでは、動画AFや瞳AFも利用できる。
メタルボディとUSBファームウェアアップデート機能
鏡筒は金属製で、ピントリングは心地よい操作性を提供する。また、角型の金属製レンズフードも付属する。リアキャップにはUSBコネクタが搭載されており、PCと接続してファームウェアのアップデートが行える便利な機能も備えている(macOSは非対応)。
作例
新製品の主な仕様
- 焦点距離:56mm(35mm判換算:86mm相当)
- フォーカス:AF
- レンズ構成:9群10枚(ED特殊低分散レンズ1枚、高屈折レンズ2枚)
- 対応撮像画面サイズ:APS-C
- 最短撮影距離:0.5m
- 絞り:F1.8〜F16
- 絞り羽根:9枚
- フィルター径:52mm
- 外形寸法:Φ65×69mm(マウント部除く)
- 質量:約250g
- 付属品:フード、前後キャップ