ニコンはZ マウント交換レンズ「NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR」の最新ファームウェアを公開した。発表日は2024年5月29日。バージョンはVer.1.01。
無限遠のピント問題を修正
最新ファームウェア(Ver.1.01)のアップデート内容として、低温環境下において焦点距離400mm~600mm付近で無限遠のピントが甘くなる現象が改善された。バージョンアップはZシリーズカメラを介して、もしくはニコンサービス機関で実施することが可能。以前より安定した撮影体験が提供されることが期待される。
拡張性のある超望遠ズームレンズ「NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR」
「NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR」は、2023年8月に発売された超望遠ズームレンズ。補正効果5.5段分の手ブレ補正機構(VR)が搭載され、ズーミングによって鏡筒の全長が変化しないインターナルズーム機構を採用しており、使いやすさが向上した。また、テレコンバーター「TC-1.4x」「TC-2.0x」(いずれも別売り)に対応しており、望遠端の焦点距離を840mm/1200mmまで伸ばすことができ、幅広い撮影シーンに対応する。