ニコンは、デジタル一眼レフカメラ「D850」「D7500」の最新ファームウェアを公開した。発表日は2024年4月25日。バージョン番号は、「D850」がVer.1.31、「D7500」がVer.1.12。
カメラを初期化した後の通信機能で表示されるパスワードのデフォルト設定が変更。
また「D7500」においては、動画のライブビューの際、外部レコーダーへHDMIで映像を出力する際の動作が改善された。具体的には、カメラのモニターと外部レコーダーに表示される音声インジケーターの左右(LとR)表示が逆になる問題が改善された。
ニコンのD850
ニコンの「D850」は、高解像度の35mmフルサイズデジタル一眼レフカメラで、有効4,575万画素である。2017年9月に発売、「D810」の後継として登場し、単体で秒間7コマの高速連写が可能。風景から動く被写体まで幅広く対応できる汎用性の高さが特徴で、チルト式モニターを搭載している。
ニコンのD7500
ニコンの「D7500」は、DXフォーマット(APS-Cサイズ)のデジタル一眼レフカメラ。2017年に発売、フラッグシップモデル「D500」から継承された技術により、ダイナミックレンジが向上し、DX機としては最高の画質を実現している。軽量化されたモノコック構造とタッチ操作可能なチルト式3.2型画像モニターを特徴としており、使い勝手も大幅に向上した。上級機能を備えつつも中級者向けの一眼レフカメラとして、風景から動きのある被写体まで幅広い撮影シーンに対応可能。