先日まで開催されていた〈#フォント〉のハッシュタグキャンペーンへのご応募ありがとうございました!
何気なく通り過ぎていた文字のフォントに注目することで、フォントからくる印象や情報の伝わり方の変化を感じることができたのではないでしょうか。
今回はハッシュタグキャンペーンで集まった作品の中から数作品をフィーチャし紹介させて頂きます。
同じ内容を伝えているはずなのにフォントの違いによって印象は大きく変化します。そのように改めて考えるとフォントって面白いと思いませんか。
教科書で習うような綺麗な字からかけ離れたような崩したフォントでも不思議と読め、味がある文字とさえ認識できます。
みなさまから寄せられた作品たちも個性的なフォントのものが多く集まり、素晴らしいハッシュタグキャンペーンになりました。
それではこちらで特に気になった作品を皆さまにご紹介します!
Editor’s Choice #フォント
cizucu編集部
目を引くスイカカラーは雰囲気と合っていないようにも見えるが、インパクトは十分。フォント自体もかなり崩れたフォントで古風な純喫茶という感じではない。
この全体的な統一感のなさ含めて、昔ながらの地元の喫茶店な感じが出ている。店名が「ドレミ」なので鍵盤のように白黒の縞模様ではダメだったのか気になる。
cizucu編集部
ダンボールの切れ端に手書きのマーカーで書かれた値札。手書きの良さは人の存在が感じられるところにあると考えています。この作品の場合だとつなぎを着て、キャップを被った、気のいいおっちゃんが浮かんできましたが、みなさんはいかがでしょうか。癖のある「¥」の表記もいいですね!
cizucu編集部
1枚1枚職人が手書きで書いている御朱印。漢字の美しさの特徴である、とめ・はね・はらい が筆により際立ち御朱印そのものの価値すらも向上させていると思われます。手書きのため、同じ内容であっても同じ御朱印は存在しないのも御朱印集めの良さなのかもしれません。プロの書道家の文字だとしても印刷やハンコのようなものだと味気なく感じてしまいます。
最後に
いかがでしょうか。
文字を読む時、フォントは常に付きまとう要素です。店名や商品名の場合ブランディングにも影響してくるでしょう。裏を返せば、フォントをうまく使いこなすことができれば簡単に良い印象を抱かせることも可能かもしれません。日本語だけでも7000種類以上もあると言われているフォントですがまだまだ奥は深いですね。
ぜひ今後も面白いフォントや個性的なフォントを見かけましたら<#フォント>をつけて投稿して下さい!