cover image by DragonOne
2024年4月9日の皆既日食イベント、ご存知ですか？
メキシコからカナダにかけて、日本時間の午前3時から4時30分頃に観測可能です。日本では直接見られない可能性が高いですが、中継を利用して楽しめます。次に日本で皆既日食を見られるのは2035年9月2日です。
日食とは、月が太陽と地球の間に入り、太陽の光が遮られる現象。地球の特定地域からは太陽が隠れる様子が観察できます。
今回の日食はハワイから西ヨーロッパまで見られ、メキシコからカナダでの皆既日食が特に見どころ。日本では直接的には日食を観測できないかもしれませんが、日食の美しい瞬間を写真に収める技術を学び、次回の皆既日食に備えるのはいかがでしょうか？
Image by kokokun
日食撮影の基本は安全第一
日食の撮影は、まずは安全が最優先。太陽を直接見ると目を傷める可能性があるため、日食観察用ゴーグルの使用を忘れずに。またカメラで太陽を撮影する場合も、センサーを守るためにソーラーフィルターが必要です。これにより安全に撮影を楽しみながら、日食の美しさを写真に収めることができます。
Image by 乙葉（OTOWA）
撮影に向けた簡単ステップ
日食の撮影は、特別な技術がなくてもチャレンジできます。大切なのは、光の変化に注意しながら、カメラの基本設定を調整すること。
ソーラーフィルターをレンズに装着したら、絞り、シャッタースピード、ISOのバランスを見つけましょう。変わりゆく光の中でも、美しい日食の一瞬を捉えることができます。
適切なソーラーフィルターの選び方
日食撮影のためのソーラーフィルターは、カメラのセンサーを守るために欠かせません。しかし心配無用、16ストップ以上の遮光能力を持つフィルターを選べば、どんなカメラにも適応できます。信頼できるブランドのフィルターを選ぶことで、撮影の質を保ちつつ、カメラを安全に使うことができます。
Image by DragonOne
必要なものはそれだけ、天体撮影に挑戦してみよう
2024年の日食は日本では観測できないかもしれませんが、実際には世界各地でほぼ毎年日食が発生しています。日食予報は、国立天文台のウェブサイトで確認することができます。
旅行中に日食に遭遇するかもしれませんが、撮影スキルに自信がなくても心配はいりません。基本的な撮影テクニックと事前準備をしておくだけで、誰でもその壮大な宇宙のショーを美しく写真に収めることが可能です。
