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2024.03.27

カメラ初心者もできる 日常のカメラお手入れ方法 | Release #89

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cover image by hiro

カメラのストレッチをする時間

あなたの大切な瞬間を切り取る相棒・カメラ。そんなカメラが常に最高のパフォーマンスを発揮し続けるためには、定期的なケアが欠かせません。ちょっとしたお手入れでカメラの性能を長持ちさせ、予期せぬ故障を防げます。

またメンテナンスの時間は撮影習慣を見直し、技術を向上させる貴重な機会となることも忘れてはなりません。人もカメラもメンテナンスは大事ですからね。例えるならばメンテナンスは、カメラのちょっとしたストレッチです。

今回は、初心者にもやさしいカメラの日常的なお手入れ方法をご紹介します。

お手入れに必要なアイテム

まずは、次のアイテムを用意しましょう。これらはすべて〈カメラのキタムラ〉や〈カメラのナニワ〉などカメラ専門店で手に入ります。

  • クリーニングクロス: 目の細かい合成繊維でできた布。鹿革製のものもあります。
  • ブロアー: 埃を吹き飛ばすための道具。
  • 綿棒レンズティッシュペーパー: 細かい部分の清掃に。
  • レンズクリーナー: レンズ専用の清掃液。


これらをカメラバッグに常備しておくと、いつでもお手入れが可能です。日常的なお手入れを大事にしましょう。

まずはレンズ表面のクリーニング

レンズは汚れやすく、その汚れは写真に影響を与えます。
レンズクリーナーをレンズティッシュに少量つけ、レンズを優しく拭きましょう。レンズクリーナーはファインダーや液晶画面の清掃にも使えます。クリーナーがない時は、息を吹きかけて拭く方法もありますが、唾液がつかないように注意しましょう。

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Image by お茶碗蒸し

細かい箇所のクリーニングは綿棒で

布やレンズティッシュでは届かない細かい部分は、綿棒を使ってください。先が尖ったメイク用の綿棒が特に使いやすいです。綿棒が汚れたら新しいものに取り替え、汚れを広げないようにしましょう。

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Image by hiro

ブロワー使用時の注意点、使い過ぎないように

ブロアーは、カメラのレンズ表面やボディの埃を吹き飛ばします。ただし、内部の清掃の際は風を吹き込んでも埃がたまる一方なので、あまり適していません。またレンズを外したカメラボディには、特に注意して使用しましょう。埃が舞っている場所では、カメラからレンズを外さない方が安全です。

お手入れをする際に、意欲が先走ってともかくブロワーを使用し風を吹き込むことがよくあります。しかし、その行動がかえってカメラ内部に埃を吹き込むリスクも伴います。メンテナンスは埃が少なく、落ち着いた環境で行うことが大切です。

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Image by TATSU

カメラのお手入れは、それほど難しくありません。用意する道具もカメラショップで手に入りやすいものばかりです。明日だと遅いかもしれません。今日からでも、ぜひあなたの相棒のお手入れを始めてみてください。

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