ライカカメラジャパンは、フルサイズミラーレスシステムカメラ「ライカSL3」を発表。発売日は2024年3月16日。価格は110万円(税込)。
アートに触れるビジュアルストーリー
メーカーが掲げているミッション「Own the Moment」。「ライカSL3」は、インスピレーションの源泉であり、ビジュアルストーリーテリングの信頼できるパートナーとして視覚表現のレベルをアートへと昇華させる。
また、「Made in Germany」の印として、最新テクノロジーとユーザーフレンドリーな設計が一体となり、150年以上に渡るライカの伝統と非凡なクラフツマンシップを体現。創造の旅を堪能しながら、クリエイティブプロセスを豊かにするデザインである。
革新的技術で進化を遂げたフルサイズミラーレスカメラ
「ライカSL3」は、最先端のトリプルレゾリューション技術を採用した6000万画素の35mmフルサイズBSI CMOSイメージセンサーを搭載し、多様な撮影シーンに対応している。
3種類の検出方法を統合した独自のオートフォーカスシステムを導入しており、迅速かつ精確な焦点合わせを実現。コンパクトながらも、ボディ内手ブレ補正機能、IP54等級の防塵防滴性能、そして8K動画撮影能力を備え、高いパフォーマンスと携帯性を兼ね備えたカメラである。
作例
「ライカSL3」で撮影された阿部大輔氏の作品展「shape」が、ライカギャラリー東京と京都で開催中「ライカSL3」の魅力を映し出した作例を紹介。
新製品の主な仕様
主な新製品の仕様は以下の通り。より詳しい詳細は、ライカカメラの公式サイトより確認できる。
- 型式: 35mmフルサイズセンサー搭載のミラーレスシステムカメラ
- 撮像素子: 6030万画素35mmフルサイズBSI CMOS、トリプルレゾリューション技術
- 手ブレ補正: 5軸、最大5段階の補正効果
- 画像処理エンジン: ライカ Maestro IV
- 記録形式: 静止画はDNG (RAW) + JPG、動画はMP4、MOV
- 解像度: 静止画最大9520×6336、動画最大C8K/8K
- ビューファインダー: 576万ドット電子ビューファインダー、倍率0.78倍/0.76倍
- モニター: 3.2型タッチパネルチルト式、233万2800ドット
- 連写速度: 最大15コマ/秒(電子シャッター)
- AF方式: 像面位相差+コントラスト+深度マップハイブリッドAF、315点のAFポイント
- 記録媒体: SD/SDHC/SDXC(UHS-I/II対応)、推奨:CFexpress Type B
- バッテリー性能: 約260枚(CIPA基準)、USB-C経由での充電対応
- 材質: アルミニウム・マグネシウム合金製、合皮仕上げ、IP54等級の防塵防滴設計
- Wi-Fi/Bluetooth: IEEE802.11 a/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 5.0LE
Cover image © Leica Camera AG