cover image by Ryuji Azuma
カフェに行ってコーヒーの写真を撮るあなた。
カフェの心地よい風景に馴染む一杯のコーヒー。
ホットかアイスか、その日の気分や天気に合わせてコーヒーを選ぶ時間。
今日はいつも撮る写真の被写体から少し離れて「コーヒー」にスポットライトを当ててみましょう。あなたのカフェ巡りがより豊かなものになるよう、ホットコーヒーとアイスコーヒーの小話をご用意しました。小話に添えた写真を通してコーヒーを魅力的に撮るためのインスピレーションを共有します。
気温22度、ホットとアイスの分岐点
コーヒーを選ぶ際に、気温が大きく影響していることご存じでしょうか。実際、多くのコーヒーショップでは「22度」を目安にアイスコーヒーの準備を始めることが多いです。この気温は、日本では4月から6月頃、長袖で快適、日中の日差し下では半袖でも過ごせるような気候です。
ホットコーヒーに合うシーン
ホットコーヒーは「温度変化」による味わいの違いを楽しめます。アイスコーヒーに比べて芳醇なフレーバーを感じられ、実は年中ホットで楽しむというコーヒーラヴァ―も多くいます。
さらに、「人生を急ぐ必要はない、変化をゆっくり楽しもう」という独り言が加わると、ホットコーヒーを堪能するのに最適な状況が整います。
Image by yNAK
暖かい情感を捉える
ホットコーヒーを撮る際は、湯気やカップの細部に注目し、温かさを視覚的に表現しましょう。コーヒーを楽しむシーンや自然光の柔らかさを利用して、写真に情緒と物語性を加えることがポイントです。
Image by Shimakou
アイスコーヒーに合うシーン
夏の風情を味わえるアイスコーヒー。忙しく動き回る日には特に、季節を問わずにすぐにゴクゴク飲みたくなることがありますね。
実はcizucuチームの中には、冬であってもアイスコーヒー、一択のメンバーがいるんです。カフェインが欲しい時にも、すぐに飲めるアイスコーヒーはとても魅力的な選択肢です。
Image by fujikko
夏の一杯を映す
アイスコーヒーを撮る際は、透明なグラスを選び、氷とコーヒーの層を明るい光で照らし出すことがポイント。また、夏の風景やカフェの日常を背景にすることで、涼しげな雰囲気を強調できます。
Image by Kou
こだわりを超えて自由に楽しむ
その時の気分や環境に合わせて選ぶことが、コーヒーの魅力をより深く捉え、表現する手助けになります。
最終的には、自分の好きなタイミングで、好みに合わせて楽しむことが重要でしょう。
アイスコーヒーだけをこだわって飲む、あるいはホットコーヒーしか受け付けないという強い信念を持つのも素晴らしいことです。決して真夏にホットコーヒーを、真冬にアイスコーヒーを選ぶことが必ずしも場違いというわけではありません。
しかし、気分やシチュエーションに応じて選べるようになれば、コーヒーを楽しむ幅はより広がるはずです。そんなコーヒーについての考え事も頭の隅っこにおいて、カメラ片手にカフェをめぐる休日を楽しんでください！
