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2024.02.12

語り尽くせないライカの魅力とは | Focus #41

ライカとは、なんでしょうか。 高価なカメラでありながら、オートフォーカスもなく、被写体に近づけないという声があるため、機能面で他を圧倒しているとは言い難いです。 しかし、マニュアルならではのライカの手触り、その重み、そしてメカニズムの滑らかさは、撮影という行為を一つの儀式へと昇華させます。

今回は洗練されたオールドファッション、ライカのカメラの魅力をご紹介します。
これまであまり興味を持てなかった方は、もちろん。すでに熱狂的な人にとっても、新しいライカの世界を再発見するきっかけになると嬉しいです。

Leica、時代を超える遺産

ライカカメラは、1849年にエルンスト・ライツが設立したライツ社から始まります。この長い歴史の中で、ライカは「Leitz + Camera = Leica」というコンセプトのもと、写真撮影の技術革新と美学に大きな影響を与えてきました。ライツ社が生み出した「小型カメラ」は、カメラ界に衝撃をもたらしました。また、その存在は新しいフォトジャーナリズムの到来を実現させています。

ライカが写真愛好家やプロフェッショナルから長年にわたって選ばれ続ける理由は、その積み重ねてきた歴史と実績によって築かれた信頼性に根ざしています。

Image by MIYASHITA NAOKI

ユニークな描写力と品質

 ライカのレンズは、その描写力において高く評価されています。ライカで撮影された写真は、「被写体のらしさ」を捉えることで知られ、人間の肌はそのきめ細かさを、布はその柔らかさを、そして建物の壁はその質感までが正直に表現されています。この独特の描写力は、ライカのレンズ設計と製造プロセスの高度な精密さによるものです。

Image by hhhirooki

Image by Kota

アナログな操作性とシャッター音

ライカカメラを使用することは、単に写真を撮ること以上の体験です。多くのユーザーが、ライカのシャッターを切る瞬間の心地よさや、フィルムを巻き上げる滑らかさ、レンズの調整の精密さなど、カメラの物理的な感触を高く評価しています。ライカは操作の質感においても他のカメラブランドと一線を画しています。

Image by Yukihiro

Image by みわ

日常を超える視界

ライカのレンジファインダーは、何気ない日常の一瞬を非凡な作品に変えます。ライカの「Messsucher」ドイツ語で「距離計」という意味を持つ技術は、撮影の瞬間に見えるものすべての視座を広げます。ライカのレンズファインダーで覗く体験は、それだけで非日常へ旅立つトリガーです。

Image by Hideki

Image by Keyphoto

ライカとは、なんでしょうか。
それは私たちの感覚を研ぎ澄まし、世界を異なる角度から魅せてくれる最高の相棒なのかもしれません。

cover image by Kota