ロモグラフィーとは
〈ロモグラフィーはクリエイティブで実験的なアナログ写真に情熱を燃やす世界規模のコミュニティーです〉
『Lomography(ロモグラフィー)』は、特異な映像表現をするカメラやレンズ、フィルムを生産する会社である。彼らの活動は、世界中で大きなアナログムーブメントを巻き起こしていると同時に写真史で前例のないユニークなメディア体験を与えている。ロモグラフィーの面白い特徴はコミュニティシステム。会社の枠を超えて、誰もがロモグラフィーのコミュニティの一員となり、世界中の写真家たちとともに写真カルチャー創り上げる一部になることができる。
作例
ロモグラフィーの創立エピソード
ロモグラフィーの物語は、1982年にロシアで始まる。当時、LOMO社の局長は、日本製のカメラ「Cosina CX-1」を手に入れ、それを基に改良版の「LOMO LC-A」を開発。1991年、オーストリアのウィーンに住む大学生のマティアスとウォルフガングは、プラハでこの「LOMO LC-A」に出会い、その魅力に惹かれる。
二人はLomographyの原点となる『Lomographic Society International(LSI)』を設立した。彼らはフィルムカメラやレンズ、フィルムの生産を行い、アナログムーブメントをリードする存在となっている。
日本唯一のロモグラフィー直営店「Lomography+」が神保町へ
現在、Lomographyは世界に21箇所の支店を持っている。2023年3月には、日本で唯一のロモグラフィー直営店「Lomography+」が神保町にオープン。”The Future is Analogue”というコンセプトのもとにフィルムカメラの魅力を伝えるための様々なワークショップ開催や情報発信を行っている。今週末、神保町へ足を運び、本を探す旅と、アナログ写真の魅力に浸る時間を過ごすのも悪くないでしょう。
cizucu主宰『Don't Think, Just Shoot』フォトコンテストを開催予定
cizucuは、2023年6月30日(金) 〜 より、Lomographyが掲げている「Don't Think, Just Shoot!(考えるな、とにかく撮れ!)」をテーマに感覚的なクリエイティビティに挑戦するフォトコンテスト『Don't Think, Just Shoot』を開催する予定です。
この機会に、構図を超えて、新たに表現できる独特な視覚体験へ挑戦してみてください。
Don't Think, Just Shoot!!